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RUN CLIP MAGAZINE / DATA #001・箱根駅伝

箱根駅伝、予選会1位は本戦でも通用する?

過去10大会でシード権を取ったのは5校。直近5大会では1校だけでした。

読了目安 約9分RUN CLIP編集部

予選会をトップで突破した大学は、正月の箱根駅伝でも強いのか。2017〜2026年の10大会について、予選会と本戦の公式記録を突き合わせると、期待と結果のあいだに意外な差が見えてきました。数字だけでなく、記憶に残るレースを振り返りながら考えます。

⚠ この記事には、2017〜2026年の箱根駅伝と予選会の順位・タイムが含まれます。結果を知らずにレースを観たい場合は、先に動画ページからご覧ください。

THE BIG FINDING

直近5大会、シード権を取ったのはわずか1校。

予選会1位の大学でも、箱根の本戦で上位に入るのは簡単ではありません。

1/5校

2022〜2026年の予選会1位校のうち、本戦でシード権(総合10位以内)を取った大学の数

  • 2022:シード権なし
  • 2023:シード権なし
  • 2024:シード権あり
  • 2025:シード権なし
  • 2026:シード権なし
シード権を獲得
5校/10校予選会通過校全体は22%
本戦の平均順位
10.2位中央値は10.5位
最高順位
4位2019年 駒澤大学
最低順位
16位2023年 大東文化大学

この記事でわかること

毎年10月、箱根駅伝の出場権をかけて行われる予選会。そこで1位になることは、もちろん大きな実績です。では、その勢いは約2か月半後の本戦にもつながるのでしょうか。

過去10大会で、予選会1位校がシード権を取ったのは10校中5校、本戦の平均順位は10.2位でした。予選会を通過した大学全体のシード率は22%なので、トップ通過校は2倍以上の割合でシード権に届いています。ただ、この平均だけでは見えないものがあります。上位で戦った年と苦戦した年、その違いを大会ごとにたどります。

発見 01

前半5大会と後半5大会で、こんなに違う。

2017—2021年

80%

5校中4校がシード権を獲得

2022—2026年

20%

5校中1校がシード権を獲得

2017〜2021年の5大会では、予選会1位校のうち4校が10位以内に入りました(平均7.6位)。一方、2022〜2026年は1校だけで、平均は12.8位。2024年の大東文化大学が10位でシード権を取った以外は、11〜16位でした。同じ「予選会1位」という肩書きでも、結果には大きな幅があります。

ただし、ここで「近年の予選会1位校は通用しなくなった」と結論づけるのは早計です。5大会ずつの比較で、本戦のシード校の顔ぶれや当日のコンディション、区間配置など、さまざまな要素が重なります。この差は原因を示すものではなく、レースを読み解くための問いとして扱います。

ここがポイント

予選会1位=本戦上位とは限らない。

10大会という小さな標本なので、時代による実力差の変化を断定するものではありません。

発見 02

10年分の本戦順位を、ひと目で。

予選会1位校の本戦総合順位(2017〜2026年)

出場チーム数は年により20〜23(関東学生連合を除く)。棒の目盛りは1〜20位。

棒は右に伸びるほど上位。ティールはシード権あり、オレンジはシード権なし、破線は10位(シード権の境界)。右端の数字が本戦の総合順位。出典:箱根駅伝公式サイトの総合成績、関東学生陸上競技連盟の予選会公式記録。

10年分を並べると、2019年の駒澤大学(4位)、2020年の東京国際大学(5位)、2021年の順天堂大学(7位)が目を引きます。一方で、2022年の明治大学(14位)、2023年の大東文化大学(16位)のように、シード圏から離れた年もありました。

予選会の1位は、箱根で戦う力の証明にはなる。でも、本戦で何位になるかの答えではない。

予選会は上位10人の合計タイムを競うハーフマラソン(2016・2017年は20km)で、コースは主に立川の市街地と国営昭和記念公園(2020・2021年は陸上自衛隊立川駐屯地内の周回)です。箱根の本戦は、1人ずつ約20kmを10区間つなぐ駅伝で、山の上りと下りもあります。区間ごとの起伏や適性、当日の流れが順位に響く——これは競技形式の違いから考えられる解釈で、今回の10件の順位データだけで因果関係を示したものではありません。

発見 03

トップ通過のシード率は、予選会組全体の2倍以上。

予選会の通過順位別に見た、本戦のシード権獲得率
  • 予選会1位5/10チーム・平均10.2位
    50%
  • 予選会2位3/10チーム・平均12.8位
    30%
  • 予選会3位2/10チーム・平均14.6位
    20%
  • 予選会4〜5位8/20チーム・平均12.1位
    40%
  • 予選会6位以下5/54チーム・平均16.3位
    9%

2017〜2026年の予選会通過チーム延べ104チーム。棒の長さはシード権(本戦10位以内)を取った割合。右上は「シード権獲得チーム数/チーム数」と本戦の平均順位。

予選会を通過した大学は10大会で延べ104チーム。そのうち本戦でシード権を取ったのは23チーム(22%)です。予選会の順位ごとに見ると、1位校は平均10.2位・シード5校、2位校は平均12.8位・シード3校、3位校は平均14.6位・シード2校と、上位3つは予選会の順位どおりに段差がついています。

ただし、4〜5位で通過した20チームは平均12.1位・シード8チームと、2位・3位校より良い成績でした。6位以下で通過した54チームでは、シード権を取ったのは5チームだけです。予選会の順位がそのまま本戦の順位になるわけではありません。

発見 04

予選会組のトップに立てたのは、10回中3回。

予選会1位校が、その年に予選会から出場した大学の中で本戦の最上位だったのは、2019〜2021年の3回だけでした。残る7回は、予選会でもっと下の順位だった大学が本戦で先着しています。たとえば2025年は予選会6位の中央大学が本戦5位、2026年は予選会2位の順天堂大学が本戦3位に入りました。

予選会での2位との差にも目を向けると、2位に2分30秒以上の差をつけた4校のうち3校がシード権を獲得。差が1分05秒以内だった6校では2校でした。ただ、予選会のコースや距離は年によって異なり、標本も少ないため、目安の一つとして見るのが妥当です。

レースで読み解く

数字だけではわからない、4つの大会。

最高と最低の大会を中心に、区間ごとの記録から振り返ります。区間記録は公式サイトの大学別成績で確認したものです。

CASE 01 / 2019 駒澤大学

予選会1位から、本戦4位。

予選会では2位の順天堂大学に7分00秒差。10大会の予選会1位校で最も大きな差です。本戦は往路4位・復路4位の総合4位で、10年間の予選会1位校の中で最高の順位でした。

10区間すべてで区間11位以内にまとめ、3区の中村大聖(3年)が区間5位で走った時点で3位に浮上。復路は7区の小島海斗(2年)と8区の伊勢翔吾(4年)がそれぞれ区間4位でした。数字を見たあとで、3区の映像を確かめてみてください。

注目ポイント:3区で3位に浮上し、4区から10区までは4位前後で走り続けた

総合4位(往路 5:29:59・復路 5:31:06)
区間選手区間順位タイム通過*
1区片西景4年7位1:02:447位
2区山下一貴3年9位1:08:097位
3区注目中村大聖3年5位1:02:403位
4区加藤淳2年11位1:04:034位
5区伊東颯汰2年5位1:12:234位
6区中村大成3年6位59:043位
7区注目小島海斗2年4位1:03:574位
8区注目伊勢翔吾4年4位1:04:504位
9区堀合大輔4年5位1:10:424位
10区下史典4年11位1:12:334位

区間記録:箱根駅伝公式サイト(大学別成績)。*通過=各区間を終えた時点の順位。通過順位はWikipedia日本語版(RUN CLIPの結果データ)による

CASE 02 / 2020 東京国際大学

3区の区間1位で、予選会組が先頭に。

2区の伊藤達彦(4年)が区間2位で8位まで押し上げ、3区のヴィンセント・キベット・イエゴン(1年)が59分25秒の区間1位で首位に立ちました。往路3位、総合5位。10大会の予選会1位校で、往路の順位が最も高かった大会です。

注目ポイント:予選会1位校が往路で先頭に立った3区

総合5位(往路 5:24:33・復路 5:29:54)
区間選手区間順位タイム通過*
1区丹所健1年13位1:03:0213位
2区注目伊藤達彦4年2位1:06:188位
3区注目ヴィンセント・キベット・イエゴン1年1位59:251位
4区佐伯涼3年12位1:02:532位
5区山瀬大成4年10位1:12:553位
6区大上颯麻1年17位1:00:264位
7区真船恭輔4年7位1:04:025位
8区芳賀宏太郎2年5位1:05:515位
9区相沢悠斗4年3位1:09:043位
10区内山涼太4年9位1:10:315位

区間記録:箱根駅伝公式サイト(大学別成績)。*通過=各区間を終えた時点の順位。通過順位はWikipedia日本語版(RUN CLIPの結果データ)による。公式記録の表記:3区 ビンセント

CASE 03 / 2022 明治大学

往路17位から、復路は3位。

予選会では2位に4分16秒差をつけましたが、本戦の往路は17位。それでも復路は全体3位のタイムで、7区の富田峻平(3年)が区間2位、10区の橋本大輝(4年)が区間4位でした。総合は14位。往路と復路の順位の差は、10大会の1位校で最も大きくなりました。

注目ポイント:往路17位と復路3位、10大会で最大の差

総合14位(往路 5:32:20・復路 5:28:08)
区間選手区間順位タイム通過*
1区手嶋杏丞4年13位1:02:1313位
2区鈴木聖人4年16位1:09:1115位
3区児玉真輝2年14位1:03:3916位
4区小澤大輝3年7位1:02:2314位
5区下條乃將3年18位1:14:5417位
6区杉本龍陽3年12位59:2816位
7区注目富田峻平3年2位1:03:0214位
8区櫛田佳希3年11位1:06:0114位
9区加藤大誠3年11位1:10:2615位
10区注目橋本大輝4年4位1:09:1114位

区間記録:箱根駅伝公式サイト(大学別成績)。*通過=各区間を終えた時点の順位。通過順位はWikipedia日本語版(RUN CLIPの結果データ)による。公式記録の表記:4区 小沢大輝、5区 下條乃将

CASE 04 / 2023 大東文化大学

予選会1位でも、本戦16位。

4年ぶりの本戦出場を予選会トップで決めた年。本戦は3区を終えた時点で20位でしたが、6区の佐竹勇樹(3年)が区間6位、10区の谷口辰熙(4年)が区間8位と、復路で4つ順位を上げて16位でゴールしました。復路は12位。翌2024年も予選会1位で本戦に戻り、総合10位でシード権を取っています。

注目ポイント:3区終了時の20位から、復路で4つ順位を上げた

総合16位(往路 5:36:01・復路 5:30:07)
区間選手区間順位タイム通過*
1区久保田徹3年15位1:03:2415位
2区ピーター・ワンジル・ムワンギ2年20位1:11:3520位
3区入濵輝大1年18位1:04:2520位
4区大野陽人4年14位1:03:1619位
5区菊地駿介3年12位1:13:2117位
6区注目佐竹勇樹3年6位59:2416位
7区金田龍心4年15位1:04:3516位
8区木山凌4年18位1:06:1917位
9区大谷章紘2年13位1:09:4617位
10区注目谷口辰熙4年8位1:10:0316位

区間記録:箱根駅伝公式サイト(大学別成績)。*通過=各区間を終えた時点の順位。通過順位はWikipedia日本語版(RUN CLIPの結果データ)による。公式記録の表記:2区 ワンジル、3区 入浜輝大

もうひとつの記憶

12秒差の2校、本戦では8つの差。

2026年の予選会は、1位の中央学院大学と2位の順天堂大学の差がわずか12秒でした。本戦では順天堂大学が往路6位・復路4位で総合3位に入り、中央学院大学は総合11位。10大会のうち、予選会2位校が本戦で1位校を上回ったのは、この年を含めて3回です。

データを確認

予選会1位校の本戦成績一覧

10大会すべての成績です。集計の定義と出典は記事の末尾にまとめています。

  • 2017(第93回) 大東文化大学13位/20
    予選会2位との差
    0分10秒
    往路/復路
    18位/10位
    シード権
    シード外
    予選会組での順番
    4番目/10校
  • 2018(第94回) 帝京大学9位/20
    予選会2位との差
    0分47秒
    往路/復路
    12位/6位
    シード権
    シード
    予選会組での順番
    3番目/10校
  • 2019(第95回) 駒澤大学4位/22
    予選会2位との差
    7分00秒
    往路/復路
    4位/4位
    シード権
    シード
    予選会組での順番
    1番目/11校
  • 2020(第96回) 東京国際大学5位/20
    予選会2位との差
    3分26秒
    往路/復路
    3位/6位
    シード権
    シード
    予選会組での順番
    1番目/10校
  • 2021(第97回) 順天堂大学7位/20
    予選会2位との差
    2分39秒
    往路/復路
    7位/8位
    シード権
    シード
    予選会組での順番
    1番目/10校
  • 2022(第98回) 明治大学14位/20
    予選会2位との差
    4分16秒
    往路/復路
    17位/3位
    シード権
    シード外
    予選会組での順番
    4番目/10校
  • 2023(第99回) 大東文化大学16位/20
    予選会2位との差
    1分02秒
    往路/復路
    17位/12位
    シード権
    シード外
    予選会組での順番
    6番目/10校
  • 2024(第100回) 大東文化大学10位/23
    予選会2位との差
    0分59秒
    往路/復路
    8位/17位
    シード権
    シード
    予選会組での順番
    2番目/13校
  • 2025(第101回) 立教大学13位/20
    予選会2位との差
    1分03秒
    往路/復路
    8位/12位
    シード権
    シード外
    予選会組での順番
    5番目/10校
  • 2026(第102回) 中央学院大学11位/20
    予選会2位との差
    0分12秒
    往路/復路
    11位/14位
    シード権
    シード外
    予選会組での順番
    3番目/10校

往路・復路は公式タイムから算出した順位。「予選会組での順番」は、その年に予選会から出場した大学の中での本戦の順番。

シード権は本戦10位以内。出典は各年の予選会公式記録(関東学生陸上競技連盟)と箱根駅伝公式サイトの総合成績。

結論:予選会1位は有力でも、シード権は保証されない。

予選会1位校の本戦成績は、10大会で平均10.2位・中央値10.5位。ちょうどシード権の境目である10位のあたりに集まっています。大会ごとの動きは、各レースの動画からたどれます。

2027年を予想する

では、2027年の東洋大学はどうなる?

過去10大会の分析を、次の箱根へ。2026年10月の予選会を1位で通過した東洋大学は、シード権をつかめるのか。

確認済みの事実(公式記録)

  • 第103回予選会(2026年10月)で東洋大学は1位(10:31:30)。2位の中央学院大学との差は2分01秒で、過去10大会の1位校と比べると5番目に大きい差です。
  • 個人では宮崎優(3年)が4位(1:01:05)。チームの2〜9番手は個人29〜90位に入り、10番手は118位でした。
  • 本戦の総合順位は2022年4位、2023年10位、2024年4位、2025年9位、2026年14位。2026年は往路15位・復路12位でシード権を逃し、予選会に回りました。
  • 2026年5月の全日本大学駅伝 関東地区の選考会は5位(上位7校が出場権)で、11月の全日本大学駅伝に出場します。10月の出雲駅伝は出場チームに入っていません(関東から出場した10校は、2026年の箱根駅伝の上位10校でした)。

予想の根拠にした集計

  • 対象:2017〜2026年の予選会1位校10校(本戦順位は箱根駅伝公式サイトの総合成績)。
  • 前年の本戦も走っていた9校のうち8校が、翌年の本戦で順位を上げた(平均は前年13.9位 → 当年9.6位。内訳は下の表)。「前年」は、その予選会の前の1月の本戦。2023年の大東文化大学は前年に出場していないため除く。
  • 予選会で2位との差(チーム総合タイムの差)が2分以上だった1位校は4校。うち3校がシード権を取り、平均は7.5位。
前年も本戦を走っていた予選会1位校(9校)
本戦大学前年当年変化
2017大東文化大学18位13位↑5
2018帝京大学11位9位↑2
2019駒澤大学12位4位↑8
2020東京国際大学15位5位↑10
2021順天堂大学14位7位↑7
2022明治大学11位14位↓3
2024大東文化大学16位10位↑6
2025立教大学14位13位↑1
2026中央学院大学14位11位↑3

編集部の見立て(予想であり、事実ではありません)

前年14位という出発点に、過去の1位校の傾向(上の表)と、2022〜2025年に4〜10位を続けていた東洋大学自身の実績を重ねると、編集部の予想は総合9位。幅を持たせれば8〜11位で、シード権を取り戻せるかどうかの境目と見ます。予選会首位だからといってシード権が確実とは言えないことは、ここまでの10大会が示しているとおりです。

次の材料は、11月1日の全日本大学駅伝です。8区間の駅伝で、シード校を含む強豪とどこまで戦えるか。結果を見て、この予想も見直します。

RUN CLIP MAGAZINE / EDITOR'S PREDICTION

東洋大学の2027年箱根駅伝

9位 予想

幅を持たせて8〜11位。過去10大会の1位校の平均10.2位より、少し上に置く見立てです。

※2026年10月時点の編集部の暫定予想で、統計モデルによる確率予測ではありません。次のことはまだ確認していません:

  • 全日本大学駅伝(11月1日)の結果(未開催)
  • 故障者・エントリー変更など、本戦までのチーム状況
  • 他校の戦力の変化(シード校の顔ぶれなど)

シード権を取れば、直近5大会の流れを変える1校になります。2027年1月、東洋大学の10区間をどう見るか。この10年分の数字を頭に入れて観戦すると、違った楽しみ方ができるはずです。

出典(2026-10-18確認):第103回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 総合成績(公式記録)、第98回(2022年)大会 総合成績、第99回(2023年)大会 総合成績、第100回(2024年)大会 総合成績、第101回(2025年)大会 総合成績、第102回(2026年)大会 総合成績、秩父宮賜杯第58回全日本大学駅伝 関東学連推薦校選考会 総合成績(公式記録)・要項、出場チーム紹介

データの出典・集計条件

対象:2017〜2026年の箱根駅伝(第93〜102回)と、それぞれ前年10月の予選会(第93〜102回予選会)/最終検証日:2026-10-18

集計の定義

  • 予選会1位:各年の予選会の公式記録(総合成績)で1位のチーム。
  • 本戦順位:箱根駅伝公式サイト「大会(開催年)一覧」の総合順位。関東学生連合(オープン参加)は順位に含めない。
  • シード権:本戦の総合10位以内(翌年大会のシード権)。各年の出場校のうち、前年総合10位以内の10校は予選会に出場していないことを公式記録で確認。
  • 往路・復路の順位:公式サイトの往路・復路タイムを、順位のある出場校の中で並べて算出(繰り上げスタートの扱いを含め、公式タイムをそのまま使用)。
  • 予選会組:その年の本戦出場校のうち、前年のシード校と関東インカレ成績枠(2019年の日本大学)を除いたチーム。予選会順位は各年の予選会公式記録と照合。
  • 前年本戦の順位:予選会1位校が、その予選会の前の1月の本戦で記録した総合順位(同じく箱根駅伝公式サイトの総合成績。出場していない年は空欄)。

注意点

  • 10大会・10校の小さな標本で、傾向を一般化できるものではない。
  • 予選会の距離は2016・2017年が20km、2018年以降はハーフマラソン(21.0975km)。2020・2021年は陸上自衛隊立川駐屯地内の周回コース。タイム差を年度間で比べる場合は条件の違いに注意。
  • 第95回(2019年)は記念大会で23チーム(関東インカレ成績枠・予選会通過11校)、第100回(2024年)は23チーム(予選会通過13校、関東学生連合なし)。
検証の記録(8項目)
  • 予選会1位校(10年分):関東学連の公式記録PDF(総合成績)の1位と照合。Wikipedia日本語版の各大会記事とも一致 → 10/10 一致(2026-10-18)
  • 予選会組の予選会順位(104チーム):公式記録PDFのチーム順位と、Wikipedia日本語版の予選会順位表を照合 → 104/104 一致(2026-10-18)
  • 本戦総合順位(10大会・全チーム):箱根駅伝公式サイトの大会別総合成績から取得。予選会1位校の順位は先行集計の値とも一致 → 10/10 一致(先行集計)(2026-10-18)
  • 深掘り6チームの区間記録(選手・学年・区間順位・区間タイム):公式サイトの大学別成績ページと照合(2019・2020・2022・2023年はRUN CLIPの結果データとも照合) → 記録はすべて一致。選手名の表記のみ差異あり(例:小澤/小沢、入濵/入浜、イェゴン・ヴィンセント/ビンセント)(2026-10-18)
  • 区間ごとの通過順位:Wikipedia日本語版の各大会記事(RUN CLIPの結果データ)。公式サイトでは未確認 → 二次資料として扱う(2026-10-18)
  • 2027年予想コラムの事実(第103回予選会の東洋大学の順位・タイム・2位との差・上位10人の個人順位、東洋大学の2022〜2026年の本戦順位):関東学連の第103回予選会公式記録PDF、箱根駅伝公式サイトの総合成績 → 確認済み。予想順位は編集部の推定で、事実ではない(2026-10-18)
  • 予選会1位校の前年本戦順位(9校):箱根駅伝公式サイトの総合成績(2016〜2025年) → 確認済み(2023年の大東文化大学は前年不出場)(2026-10-18)
  • 東洋大学の2026年シーズン(全日本大学駅伝関東選考会の順位、出雲駅伝の出場有無):関東学連の選考会公式記録PDF・要項、出雲駅伝公式サイトの出場チーム一覧 → 選考会5位(上位7校が推薦対象)で全日本大学駅伝に出場。出雲駅伝は出場チーム一覧になし(2026-10-18)
一次資料(26件)
照合に使った二次資料(10件)

記録の数値は公式記録をもとにRUN CLIPが独自に集計・整理したものです。公式記録の表そのものは転載していません。