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RUN CLIP MAGAZINE / DATA #002・長距離・トラック

男子5000m、日本記録は11年動かず。それでも「13分30秒切り」は10人に

日本選手権の決勝で13分30秒を切った選手は、2015〜2019年は各大会0人、2024年は10人。日本全体の年間の人数ではなく、決勝の記録です。

読了目安 約9分RUN CLIP編集部

2024年6月28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム。日本選手権の男子5000m決勝で、10人が13分30秒を切ってゴールしました。2015〜2019年の決勝では、1人もいなかった記録です。一方で、男子5000mの日本記録(13分08秒40、大迫傑)は、11年間動いていません。日本陸上競技連盟の公式リザルトから、2015〜2026年の日本選手権決勝12大会をたどります。

⚠ この記事には、2015〜2026年の日本選手権 男子5000mの順位・記録と、東京2025世界陸上の結果が含まれます。結果を知らずにレースを観たい場合は、先に動画ページからご覧ください。

BIG FINDING

2015〜2019年は各大会0人。2024年は10人。

日本選手権の決勝で13分30秒を切った選手の数です。日本全体の年間の人数ではありません。

日本選手権 男子5000m決勝で13分30秒を切った選手(2015〜2026年)

2020年は12月4日開催。スマートフォンでは年を下2けたで表示。

上の数字はその大会の人数(オープン参加の選手は含みません)。出典:日本陸上競技連盟の公式リザルト。

2020年以降も、0人の年(2025年)や1人の年(2021・2022年)があり、毎年増え続けたわけではありません。それでも、5大会続けて0人だった時期とは、決勝の景色が変わりました。

男子5000m 日本記録
11年間更新なし13:08.40(大迫傑・2015年)
世界記録との差
33.04秒2019年までの資料では31.05秒
2024年決勝の13分30秒切り
34%完走29人中10人
10位の記録
13:29.902024年(2015年は13:42.67)

この記事でわかること

日本記録と世界記録の差、日本選手権の決勝で13分30秒を切った人数と割合、1位・3位・10位の記録、そして記憶に残る2018年・2020年・2024年の3大会を、公式記録から振り返ります。

日本選手権は順位を争うレースで、展開によって記録は大きく変わります。ここでの数字は日本選手権の決勝についてのもので、日本の競技水準そのものを直接示すものではありません。日本全体でその年に13分30秒を切った人数は、網羅的な公式データを確認できなかったため扱いません。

発見 01

男子5000mの日本記録は11年更新なし。世界記録との差は33.04秒に。

日本記録

13:08.40

大迫傑・2015年。11年間更新なし

アジア記録

12:48.67

2025年(2017年の資料では12:51.96・2013年)

世界記録

12:35.36

2020年(2017年の資料では12:37.35)

日本記録は13分08秒40(大迫傑、2015年7月17日、ヒュースデン・ゾルダー)。日本陸連の日本記録ページと、日本選手権のリザルトの記録欄(2017〜2020年・2026年)で、すべて同じ値でした。

世界記録とアジア記録は、日本選手権のリザルトの記録欄に載っている値で比べます(最新は2026年6月14日の資料)。その記録欄で、世界記録は2019年の資料まで12分37秒35、2020年12月の資料からは12分35秒36(2020年)です。日本記録との差は31.05秒から33.04秒になりました。アジア記録も12分51秒96(2013年)から12分48秒67(2025年)に更新され、日本記録との差は16.44秒から19.73秒に広がっています。

事実

記録表の下の段は、動いている。

U20日本記録は、2017〜2019年の資料では13分31秒72(佐藤悠基、2005年)でしたが、2020年12月の日本選手権で吉居大和選手が13分25秒87、2026年には増子陽太選手が13分22秒87まで縮めました。日本選手権の大会記録も、1998年にS. MAINA MUNYI選手(トヨタ自動車)が出した13分14秒18が、26年後の2024年に伊藤達彦選手の13分13秒56で更新されています。

発見 02

日本選手権5000m決勝、13分30秒切りの人数と割合。

日本選手権 男子5000m決勝で13分30秒を切った人数(2015〜2026年)
  • 201513分20秒未満 0人/完走 38人
    0人
  • 201613分20秒未満 0人/完走 23人
    0人
  • 201713分20秒未満 0人/完走 13人
    0人
  • 201813分20秒未満 0人/完走 23人
    0人
  • 201913分20秒未満 0人/完走 20人
    0人
  • 2020(12月)13分20秒未満 1人/完走 24人
    4人
  • 202113分20秒未満 0人/完走 28人
    1人
  • 202213分20秒未満 0人/完走 27人
    1人
  • 202313分20秒未満 1人/完走 28人
    8人
  • 202413分20秒未満 4人/完走 29人
    10人
  • 202513分20秒未満 0人/完走 18人
    0人
  • 202613分20秒未満 0人/完走 18人
    8人

棒の長さは13分30秒を切った完走者の数(最多の2024年を最大)。右の数字が人数、上の行は13分20秒未満の人数と完走者数。オープン参加の選手は含みません。出典:日本陸上競技連盟の公式リザルト。

2015〜2019年は5大会続けて0人でした。2020年(12月開催)に4人が13分30秒を切り、2024年には10人、13分20秒未満も4人に達しました。

割合で見ると、2024年は完走29人中10人(34%)。最も高かったのは2026年で、完走18人中8人(44%)でした。人数は2024年が最多、割合は2026年が最高です。

一方、12大会のうち0人だった大会は6大会あり、2025年は優勝が井川龍人選手の13分37秒59で、13分30秒を切った選手はいませんでした。同じ大会でも、年によって数字は大きく揺れます。

考察

「速い決勝」になる年が増えた、とは言える。

決勝で13分30秒を切る選手が複数いる大会が、2020年以降に繰り返し現れました。ただし、レースのペースや気象条件はすべての大会で比べてはいないため、選手の力の変化と、レースの速さの変化を切り分けることはできません。

記憶に残る3大会

2018年・2020年・2024年、3つの決勝を振り返る。

ラップは公式リザルトに記載された先頭の通過記録(1000mごと、1秒単位)です。

2018年 第102回・維新百年記念公園陸上競技場

優勝記録14分21秒52。12大会で最も遅い決勝

優勝は服部弾馬選手(トーエネック)、2位は遠藤日向選手(14分24秒30)。先頭の通過は1000mごとに3分09秒・6分11秒・9分01秒・11分47秒で、1000m地点は佐藤佑輔選手、2000m地点は牟田祐樹選手、3000m・4000m地点は佐藤悠基選手が先頭でした。10位の記録も14分34秒21で、12大会で最も遅い10位です。

2020年 第104回(12月4日)・ヤンマースタジアム長居

大学生2人を含む4人が13分30秒切り

優勝は坂東悠汰選手(富士通)の13分18秒49で、自己ベスト。3位の吉居大和選手(中央大)は13分25秒87でU20日本記録を出し、4位の川瀬翔矢選手(皇學館大)も13分28秒70でした。先頭の通過は2分42秒・5分20秒・7分59秒・10分43秒。2015年以降、決勝で13分30秒を切る選手が出た最初の大会です。

2024年 第108回(6月28日)・デンカビッグスワンスタジアム

10人が13分30秒切り。大会記録は26年ぶりに更新

優勝は伊藤達彦選手(Honda)の13分13秒56で、1998年からの大会記録を更新しました。先頭の通過は2分35秒・5分15秒・7分56秒・10分40秒で、2018年と比べると1000m地点で34秒、4000m地点で1分07秒速い通過です。上位10人のうち8人が自己ベストでした(公式リザルトの「PB」表記による)。

2024年の決勝で13分30秒を切った10人
  • 1位 伊藤達彦Honda・大会記録・自己ベスト
    13:13.56
  • 2位 森凪也Honda・自己ベスト
    13:16.76
  • 3位 鈴木芽吹トヨタ自動車・自己ベスト
    13:17.75
  • 4位 鶴川正也青学大・自己ベスト
    13:18.51
  • 5位 砂岡拓磨住友電工
    13:20.42
  • 6位 田村和希住友電工・自己ベスト
    13:21.56
  • 7位 小袖英人Honda・自己ベスト
    13:22.01
  • 8位 小林歩NTT西日本・自己ベスト
    13:22.17
  • 9位 田村友佑黒崎播磨・自己ベスト
    13:23.74
  • 10位 塩澤稀夕富士通
    13:29.90

棒は13分30秒より何秒速いか(1位で最大)。所属は当時のリザルトの表記。「大会記録」「自己ベスト」は公式リザルトの「CR」「PB」表記による。オープン参加の選手1人は含みません。出典:日本陸上競技連盟の公式リザルト。

2018年と2024年では、先頭の通過記録が大きく違います。ただ、なぜその展開になったのかは、この記事で確認した資料からは分かりません。レースの流れは、ぜひ映像で確かめてください。

発見 03

優勝タイムより、10位の記録を見る。

日本選手権 男子5000m決勝の1位・3位・10位の記録(2015〜2026年)

2020年は12月4日開催。横軸の数字は西暦の下2けた(スマートフォン表示)。

縦軸は記録で、上ほど速い。破線は日本記録(13分08秒40)と13分30秒。出典:日本陸上競技連盟の公式リザルト。

優勝記録は、最も速い2024年の13分13秒56(伊藤達彦)から、最も遅い2018年の14分21秒52(服部弾馬)まで、1分以上の幅があります。順位を争うレースでは、優勝記録だけで選手のレベルを判断することはできません。

そこで10位の記録を見ると、2015年は13分42秒67でしたが、2024年は13分29秒90で、10位まで13分30秒を切りました。2026年の10位は13分32秒14です。1位と10位の差は、2015年が5.45秒、2024年が16.34秒でした。

2024年の決勝は、10位までが13分30秒を切った唯一の大会です。
発見 04

13分30秒を切る学生ランナーが、決勝に現れた。

日本選手権 男子5000m決勝で上位10人に入った大学生(2015〜2026年)
  • 2015最上位 7位 横手健
    1人
  • 2016最上位 4位 一色恭志
    2人
  • 2017大学生の完走者なし
    0人
  • 2018最上位 5位 阿部弘輝
    1人
  • 2019最上位 5位 相澤晃
    2人
  • 2020(12月)13分30秒未満:吉居大和(中央大)・川瀬翔矢(皇學館大)
    2人
  • 2021最上位 8位 千明龍之佑
    1人
  • 2022最上位 13位 篠原倖太朗
    0人
  • 202313分30秒未満:佐藤圭汰(駒澤大)・吉居大和(中央大)
    3人
  • 202413分30秒未満:鶴川正也(青学大)
    1人
  • 2025最上位 10位 鈴木琉胤
    1人
  • 202613分30秒未満:鈴木琉胤(早稲田大)・増子陽太(早稲田大)
    3人

棒の長さは上位10人に入った大学生の人数(3人で最大)。上の行は、その大会で13分30秒を切った大学生の名前(いない年は大学生の最上位)。大学生はリザルトの所属名の末尾が「大」または「大学」の選手。

決勝で13分30秒を切った大学生は、2015〜2019年は0人でしたが、2020〜2026年に延べ7人。最高順位は2020年の吉居大和選手(中央大)の3位(13分25秒87)でした。

2026年は早稲田大の鈴木琉胤選手が4位、同じく増子陽太選手が7位で、2人とも13分30秒を切りました。増子選手はこの年、U20日本記録(13分22秒87)を出しています。それでも、12大会の優勝者に大学生は0人です。

発見 05

世界選手権の5000m決勝は、まだ遠い。

日本陸連の統計記事(2025年9月、東京大会の前に公開)によると、世界選手権の男子5000mの決勝を走った日本人選手はこれまでにいません。2023年大会までの世界選手権で日本人が出した最高記録は13分37秒07(佐藤悠基、2013年の予選)で、決勝に進んだ選手がいないため予選などを含めた記録です。五輪では、1936年に村社講平選手が4位に入っています。

2025年の東京世界陸上の参加標準記録は13分01秒00で、日本記録(13分08秒40)より速い設定でした。この大会に出場した森凪也選手は、予選/1組15着(13分29秒44)。決勝には進めませんでしたが、この記録は、統計記事が挙げていた2023年大会までの日本人最高記録(13分37秒07)より7.63秒速いものでした。

考察

国内のトップレースが速くなっても、記録上の世界との差は縮まっていない。

日本選手権の決勝で13分30秒を切る選手が増えた一方で、日本記録と世界記録・アジア記録との差はこの期間に広がりました。国内の変化が世界大会での結果につながるかどうかは、今後の大会で確かめる必要があります。

参考に、東京大会で世界のトップ選手が争った決勝の映像を載せます。日本人選手はこの決勝には出場していません。

▶ 関連動画:東京2025世界陸上 男子5000m 決勝(日本人選手の出場なし)

2025 世界陸上東京男子5000m 決勝
  • フルレース
  • World Athletics
YouTube · 26:32
データ

日本選手権5000m決勝、12大会の一覧。

  • 2015(第99回) 0人
    完走
    38人
    割合
    0%
    13:20未満
    0人
    1位
    13:37.22 村山紘太(旭化成)
    3位
    13:39.52
    10位
    13:42.67
    1位と10位の差
    5.45秒
    上位10人の大学生
    1人
    動画
    —
  • 2016(第100回) 0人
    完走
    23人
    割合
    0%
    13:20未満
    0人
    1位
    13:37.13 大迫傑(Nike ORPJT)
    3位
    13:39.52
    10位
    13:52.90
    1位と10位の差
    15.77秒
    上位10人の大学生
    2人
    動画
    —
  • 2017(第101回) 0人
    完走
    13人
    割合
    0%
    13:20未満
    0人
    1位
    13:48.90 松枝博輝(富士通)
    3位
    13:50.91
    10位
    14:14.24
    1位と10位の差
    25.34秒
    上位10人の大学生
    0人
    動画
    —
  • 2018(第102回) 0人
    完走
    23人
    割合
    0%
    13:20未満
    0人
    1位
    14:21.52 服部弾馬(トーエネック)
    3位
    14:24.86
    10位
    14:34.21
    1位と10位の差
    12.69秒
    上位10人の大学生
    1人
    動画
    —
  • 2019(第103回) 0人
    完走
    20人
    割合
    0%
    13:20未満
    0人
    1位
    13:41.27 松枝博輝(富士通)
    3位
    13:44.40
    10位
    13:55.16
    1位と10位の差
    13.89秒
    上位10人の大学生
    2人
    動画
    —
  • 2020(12月)(第104回) 4人
    完走
    24人
    割合
    17%
    13:20未満
    1人
    1位
    13:18.49 坂東悠汰(富士通)
    3位
    13:25.87
    10位
    13:40.77
    1位と10位の差
    22.28秒
    上位10人の大学生
    2人
    動画
    —
  • 2021(第105回) 1人
    完走
    28人
    割合
    4%
    13:20未満
    0人
    1位
    13:28.67 遠藤日向(住友電工)
    3位
    13:31.46
    10位
    13:44.09
    1位と10位の差
    15.42秒
    上位10人の大学生
    1人
    動画
    —
  • 2022(第106回) 1人
    完走
    27人
    割合
    4%
    13:20未満
    0人
    1位
    13:22.13 遠藤日向(住友電工)
    3位
    13:31.51
    10位
    13:42.21
    1位と10位の差
    20.08秒
    上位10人の大学生
    0人
    動画
    —
  • 2023(第107回) 8人
    完走
    28人
    割合
    29%
    13:20未満
    1人
    1位
    13:19.85 塩尻和也(富士通)
    3位
    13:21.18
    10位
    13:31.78
    1位と10位の差
    11.93秒
    上位10人の大学生
    3人
    動画
    —
  • 2024(第108回) 10人
    完走
    29人
    割合
    34%
    13:20未満
    4人
    1位
    13:13.56 伊藤達彦(Honda)
    3位
    13:17.75
    10位
    13:29.90
    1位と10位の差
    16.34秒
    上位10人の大学生
    1人
  • 2025(第109回) 0人
    完走
    18人
    割合
    0%
    13:20未満
    0人
    1位
    13:37.59 井川龍人(旭化成)
    3位
    13:39.30
    10位
    13:46.69
    1位と10位の差
    9.10秒
    上位10人の大学生
    1人
  • 2026(第110回) 8人
    完走
    18人
    割合
    44%
    13:20未満
    0人
    1位
    13:22.41 森凪也(Honda)
    3位
    13:22.97
    10位
    13:32.14
    1位と10位の差
    9.73秒
    上位10人の大学生
    3人

日本選手権の決勝で順位がついた完走者の集計(オープン参加の選手は除外)。日本全体の年間の記録とは別物です。

大学生は、リザルトの所属名の末尾が「大」または「大学」の選手。出典は各年の日本陸上競技連盟の公式リザルト。

日本記録は11年間動いていませんが、日本選手権の決勝で13分30秒を切る選手は、2020年以降に複数の大会で現れるようになりました。これは日本の長距離全体の水準を直接示すものではありませんが、国内のトップレースの様子が変わったことは、公式記録から確かめられます。数字が動いた決勝は、ぜひ映像でもう一度。

データの出典・集計条件

対象:2015〜2026年の日本選手権 男子5000m 決勝(12大会)。日本記録・世界記録などは、日本陸連の日本記録ページと大会リザルトの記録欄による(2026年10月19日確認)。/最終検証日:2026-10-19

集計の定義

  • 「13分30秒未満」「13分20秒未満」は、日本選手権の決勝で順位がついた完走者のうち、記録がそれぞれ13分30秒00・13分20秒00より速い人数。
  • 1位・3位・10位は、決勝の順位の記録。10位まで完走者がいない大会は欠損として扱う(2015〜2026年は全大会で10位まで記録がある)。
  • 所属の分類は、リザルトの所属名による。末尾が「大」または「大学」は大学、陸協・クラブ・プロチーム(Nike ORPJT)は「その他」、それ以外は実業団とした。
  • オープン参加の選手(順位なし)は、人数・順位・所属の集計から除外し、別に記載する。
  • 大会の年とシーズンは同じ年として扱う。2020年の第104回は、長距離種目のみ12月4日に行われた。
  • 日本記録・アジア記録・世界記録は、日本陸連の日本記録ページ(2026年10月19日確認)と、日本選手権のリザルトの記録欄に記載された値(2017〜2020年と2026年。最新は2026年6月14日の資料)。2015・2016年の値は、2017年の資料に記載された記録(2013年・2004年樹立)が当時も有効だったものとして扱う。
  • 世界選手権での日本人最高記録は、日本陸連の統計記事(2025年9月11日)の記載による。対象は2023年大会までで、決勝に進んだ日本人がいないため予選・準決勝を含めた最高記録。
  • ラップは公式リザルトに記載された先頭の通過記録(1000mごと、1秒単位)。優勝者の通過記録とは限らない。

注意点

  • 日本選手権は順位を争うレースで、展開によって記録は大きく変わる。ここでの人数や記録は、その大会の決勝についてのもので、日本の競技力そのものを直接示す指標ではない。
  • 日本選手権の決勝で13分30秒を切った人数は、日本全体でその年に13分30秒を切った人数とは別物。日本全体の年間の人数は、網羅的な公式データを確認できなかったため、この記事では扱わない。
  • 2015・2016年の速報ページには生年が載っていないため、生年は記載していない。2025年のリザルトは、学生の一部に学年が併記されている。
  • 気象条件やペースメーカーの有無など、記録に影響しうるレースの条件は、この記事では比較していない。
検証の記録(8項目)
  • 各大会の決勝の全完走者(順位・氏名・所属・記録):日本陸連の公式リザルト(2015・2016年は大会速報ページ、2017〜2020年はリザルトPDF、2021〜2026年は公式リザルトページのデータ)を1大会ずつ取得し、順位が1から連番であること、記録が順位どおりに並ぶことを確認 → 12大会・289人。欠番・逆転なし(2026-10-19)
  • オープン参加の選手:リザルトで順位欄が「OP」「OPN」の選手を抽出 → 2017年1人、2021〜2023年各2人、2024年1人。集計から除外(2026-10-19)
  • 日本記録:日本陸連の日本記録ページと、2017〜2020年・2026年のリザルトの記録欄を照合 → 13分08秒40(大迫傑、2015年7月17日)で一致(2026-10-19)
  • 世界記録:リザルトの記録欄(2017〜2020年・2026年)を照合 → 2019年までは12分37秒35(K.ベケレ)、2020年12月以降は12分35秒36(J.チェプテゲイ、2020年)。2019年のリザルトのみベケレの記録の年を「2008」と記載しており、2017・2018年のリザルト(「2004」)と食い違うため、年は記事では示さない(2026-10-19)
  • 大会記録:リザルトの記録欄と2024年のリザルトの「CR」表記を照合 → 13分14秒18(S.MAINA MUNYI、1998年)が2024年に伊藤達彦の13分13秒56で更新された(2026-10-19)
  • 世界大会での日本人の成績:日本陸連の統計記事(2025年9月11日)と、東京2025世界陸上の日本代表リザルト → 記事の記載を引用。森凪也は予選1組15着(13分29秒44)(2026-10-19)
  • 2018・2020・2024年の先頭の通過記録:各大会の公式リザルトのラップ表(1000mごと、1秒単位)。先頭の選手名は、ゼッケン番号が順位表の選手と確実に対応する2018年のみ記載 → 2018年 3:09/6:11/9:01/11:47、2020年 2:42/5:20/7:59/10:43、2024年 2:35/5:15/7:56/10:40(2026-10-19)
  • 会場:日本陸連の大会ページ(2018年:維新百年記念公園陸上競技場、2020年:ヤンマースタジアム長居、2024年:新潟・デンカビッグスワンスタジアム) → 記事中の会場名と一致(2026-10-19)
一次資料(16件)

記録の数値は公式記録をもとにRUN CLIPが独自に集計・整理したものです。公式記録の表そのものは転載していません。